適正飲酒

お酒は少量であれば、心身の緊張を和らげるリラックス効果や普段よりも会話が弾むなどコミュニケーションを円滑にする良い効果がある反面、飲みすぎると生活習慣病のリスクを高めるなど、体に様々な悪影響を及ぼします。お酒との健康的な付き合い方を確認してみよう!!

【動画】健康セミナー:お酒と上手に付き合う方法

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あなたの飲んでいる量は、適量の何倍?

日本人の適量は、1日平均純アルコール20g程度です。
ただし、個人差があり、体質的にお酒に弱い人や女性、高齢者は、アルコール分解に時間がかかるので、適量も少なくすべきと推奨されています。適度な飲酒量を心がけましょう。

適量(純アルコール20g)の目安男性の場合 飲むなら1日これくらい
種類
ビール
ビール
中瓶1本
日本酒
日本酒
1合
缶チューハイ
缶チューハイ
1缶
ウイスキー
ウイスキー
ダブル1杯
ワイン
ワイン
グラス2杯
500ml 180ml 350ml 60ml 240ml
アルコール
度数
5% 15% 7% 43% 12%

女性や高齢者は、男性の半分から2/3程度になります。
ワインなら1杯(120ml)くらいが適量です。

指をさした女性のイラスト

女性の飲酒のリスクとは

女性の飲酒には、

  1. 血中アルコール濃度が高くなりやすい
  2. 乳がんや胎児性アルコール症候群などの女性特有の疾患のリスクを高める
  3. 早期に肝硬変やアルコール依存症になりやすい

など女性特有の飲酒リスクがあります。

生活習慣病のリスクを高める飲酒量とは、どれだけお酒を飲んだかではなく、飲んだお酒に含まれる純アルコール摂取量で考えます。
一日あたりの純アルコール摂取量 男性:40g以上、女性:20g以上がリスクを高める飲酒量となります。

正しくお酒と付き合っていますか?

適正飲酒の10か条

1談笑し 楽しく飲むのが基本です

2食べながら 適量範囲でゆっくりと

3強い酒 薄めて飲むのがオススメです

お酒を楽しんでいるイラスト

4つくろうよ 週に二日は休肝日

5やめようよ きりなく長い飲み続け

6許さない 他人 ひと への無理強い・イッキ飲み

7アルコール 薬と一緒は危険です

お酒を断るイラスト

8飲まないで 妊娠中と授乳期は

9飲酒後の運動・入浴 要注意

10肝臓など 定期検査を忘れずに

子育て中のイラスト

しない させない 許さない
20歳未満飲酒・飲酒運転

出典:公益社団法人アルコール健康医学協会

お酒による健康障がいって?

アルコールの影響は全身に及び、さまざまな健康障がいをもたらします。

アルコールによる主な健康障がい
アルコールによる主な健康障がいのイラスト

出典:厚生労働省「健康手帳」

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